スプレー行為についてスプレー行為について

特にオス猫で、去勢されていない(卵巣を摘出していない)ネコちゃんの共通の特徴としまして、スプレー行為があります。スプレーする際、壁や対象物にお尻を向け、尻尾を上へまっすぐ伸ばし、腐敗臭のするおしっこを少量かけます。このようなマーキングをするのはネコちゃんが自分の縄張りで不安を感じる時です。去勢することでスプレー行為は治まりますが、去勢したオス猫、メス猫でもスプレーをするものがいるので、屋内でこの行為が繰り返されると困ったことになります。



去勢が一番簡単な解決方法

スプレー行為を止めさせるには、ネコちゃんを去勢、または卵巣を摘出することです。9割のネコちゃんにこの方法が有効です。去勢により、縄張り争いが軽減されます。去勢手術は簡単で早く、オスは迷子になったり、他のネコちゃんと争うことが減り、メスはメス固有の病気に罹患することが軽減され、関係者全員にとってメリットがあります。

去勢に効果がなければ?

事情によって去勢することができなければ(繁殖の目的があるなど)、他の方法でスプレーを止めさせることができますが、去勢手術程効果は期待できません。もしくはすでに去勢されているにも関わらず、スプレー行為が再発する場合もあります。ネコちゃんはストレスに敏感な動物であり、些細な環境の変化を受け入れられずにスプレーをする場合があります。メスは卵巣摘出に関係なく、ごく稀に自分の領域を侵されていると感じてスプレーすることがあります。

スプレーを止めさせるためには

ネコちゃんの挙動を観察し、壁の方に後ずさりして尻尾をあげそうになったら気をそらしましょう。おもちゃを目の前に投げたり、音を鳴らしたり、またネコちゃんがそばにいるなら尻尾を下すようにしたりしてください。以前にスプレーした場所に戻るので、そこに近づかないようにする、例えばスプレーした時に嫌がる音が鳴るように、スプレーする壁に貼ったり対象物に置いたりすれば近づかなくなります。また、スプレーの匂いを拭き取り、匂いを上塗りしたがる行為を未然に防ぎましょう。

他の猫

他のネコちゃんの存在がストレスでスプレー行為に及ぶ時は、ネコちゃんの活動の場を広げたり、部屋を分けたり、窓から他のネコちゃんが見えないようにしましょう。最悪の場合は薬物で治療する必要があります。