エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘア

ネコちゃんの性格はそれぞれ!

エキゾチックショートヘアは単純にエキゾチックと呼ばれることが多く、誰からも愛される従順で遊ぶのが大好きなネコちゃんです。ショートヘアなのでロングヘアほど被毛のお手入れもかからず、別名「レイジーマンのペルシャ(怠け者にぴったりなペルシャ)」としても知られています。お手入れはあまりしなくてもいいですが、周りの人やペットへの関心が高く、常に遊んだりしてかまってほしい種ですので、一人きりにしたり外猫として飼うことはお勧めしません。

親密度
6.02
活発さ
2.03
知性
3.01
子どもへの順応度
6.02
鳴く頻度
2.03
自立心
3.01
人懐っこさ
6.02
他のペットとの協調性
6.02


外観

可愛らしい表情と短い被毛ですが、見かけによらず体は重たいです。密生したアンダーコートがトップコートを立たせ、毛をフワフワに見せていますが、これはペルシャのように骨太でしっかりしているためです。大きな目が素直で愛らしい表情を見せますが、性格も同じように愛嬌たっぷりです。エキゾチックの毛色と模様の組み合わせは、短毛種が持つものすべて可能です。


体型

骨太で丸く、足は短くて太いです。

  • フォーリンフォーリン
  • セミフォーリンセミフォーリン
  • 中間の体型中間の体型
  • セミコビーセミコビー
  • コビーコビー

体重

3 - 6.5 kg
体重

体のサイズ

M
体のサイズ


頭部

大きく丸い頭部、短くて低い鼻は目と同じ高さで頬とマズルは丸いです。

  • 極度に小さい
  • とても小さい
  • 小さい
  • 普通
  • ずんぐり
  • とてもずんぐり
  • 極度にずんぐり


目の色

エキゾチックの丸く大きな両目は離れており、一般的に金色か銅色をしています。被毛色によって、グリーンやブルーになる場合もあります。

ブルー
グリーン
金色


色のバリエーション

ペルシャとアメリカンショートヘアの交配種のため、ほとんどの色を見ることができます。

ブラック ブラック
ブルー(デリュートブラック) ブルー(デリュートブラック)
チョコレート チョコレート
シナモン シナモン
クリーム(デリュートジンジャー) クリーム(デリュートジンジャー)
淡黄褐色(デリュートシナモン) 淡黄褐色(デリュートシナモン)
ジンジャー(赤) ジンジャー(赤)
ライラック(デリュートチョコレート) ライラック(デリュートチョコレート)
ホワイト ホワイト


被毛の種類

短毛で濃く、密生しています。

被毛の種類


被毛のパターン

エキゾチックの模様は可能な組み合わせすべてあります。

クラシックタビー
クラシックタビー

濃い色で幅違いのストライプが渦巻き、尻尾にリング模様が見られます。

マッカレルタビー
マッカレルタビー

トラ柄で濃い色のストライプが体の側面を一方向に走り、尻尾にリング模様が見られ、背骨に沿って一本のストライプがあります。

スポテッドタビー
スポテッドタビー

濃い色のストライプが細分化され、斑点のように見えます。尻尾と四肢にストライプ模様が見られます。

チックタビー
チックタビー

小さな斑点のついた毛皮が体全体を覆っています。

単色・模様無し
単色・模様無し

毛色が単色で模様がありません。

Bi-coloured
バイカラ―

白と他の色の2色が混じり、白でない方の色は模様無し、もしくはトラ模様です。

Tortoiseshell
亀甲模様

黒と赤が同じ比率でカメの甲羅のような模様をしています。“トルティ”模様と呼ばれています。

キャリコ
キャリコ

カメの甲羅模様に白色を足したもので、日本では三毛猫として知られています。白色が占める量は遺伝によってバラバラです。

ポイント
ポイント

被毛にある温度の感度が高い色素によってつくられる模様で、手足や耳、尻尾など体の中心より体温が若干低い場所に集中して、濃い目の色素の色が現れます。

シェードがかった色、スモーク、チンチラ
シェードがかった色、スモーク、チンチラ

被毛の先端の色が根元より濃い時に見られるパターンで、毛色が光るように見えます。


飼い方

健康

エキゾチックは近親種のペルシャと同じような健康上の問題を抱えることがあります。年を取ってから多発性嚢胞腎にかかり、腎臓疾患になることも少なくありません。ペルシャ3匹の内、1匹はこの病気にかかる可能性があり、エキゾチックも同様に罹患する確率が高いです。この病気を完治させることはできませんが、DNA鑑定で発見することができ、これ以上拡散しないように去勢や卵巣摘出の処置をとることはできます。また、平たい顔は呼吸器系の病気になったり、短い鼻涙管のため、涙が止まりにくくなったりします。これら病気にかからない種を飼うには、病気や遺伝のことを熟知したブリーダーと知り合う事が大事です。

グルーミング

「レイジーマンのペルシャ(怠け者にぴったりなペルシャ)」として知られるほど、グルーミングの手間はかかりません。短くて濃い被毛は時々ブラッシングすれば十分です。換毛期もブラッシングの頻度は変わらず、普段以上に入念に行えば良いでしょう。ペルシャのように何時間もブラッシングする必要はありません。ただ、平たい顔で鼻涙管が短いため、他のネコちゃんより涙を流す量が多く、目を常に清潔にしておくように注意してください。

グルーミング頻度

低い
グルーミング頻度

換毛レベル

中くらい
換毛レベル
グルーミング


歴史

歴史

エキゾチックショートヘアはある意味、許されない品種として開発されました。1950年代、ペルシャの体格と典型的なシルバーの被毛色を気に入ったブリーダーがアメリカンショートヘアと交配させて誕生しました。結果的にアメリカンショートヘアに似た、がっしりとした骨太の体格に、若干長めで濃い被毛が生えた種が生まれ、審査員の注目を集めました。当初エキゾチックはアメリカンショートヘアと同じ品種と見なされていましたが、純血種にこだわったブリーダーはペルシャの血が混じらないようにエキゾチックを避けていました。同じ品種内でブリーダー同士の衝突を避けるために、1967年に、このハイブリッド種はエキゾチックショートヘアという新たな品種として認められました。

しかし、この新しい品種はすぐに世間に認知された訳ではありません。ペルシャやアメリカンショートヘアのブリーダーはこのハイブリッド種を嫌がり、自分のネコちゃんを繁殖のプログラムに参加させなかったり、またブリーダー自身が繁殖させたハイブリッド種をエキゾチックでなく、アメリカンショートヘアとして扱ったりしていました。そんな中でもエキゾチックのブリーダーは諦めずに、アメリカンショートヘアの短毛とペルシャの体格・性格を譲り受けた種として、現在のスタンダードを築き上げました。

エキゾチックは様々な種と交配してきましたが、現在はペルシャに限定されています。これにより、短毛のエキゾチックが長毛のペルシャ、もしくは長毛の遺伝子を持つエキゾチックと交配したとき、長毛の子猫が生まれてくる場合があります。子猫はペルシャでなく、ロングヘアのエキゾチックとされます。

エキゾチックの人気は1990年代に爆発し、今では有名な品種となりました。愛猫団体や協会は、エキゾチックという品種を公認しており、ペルシャやアメリカンショートヘアとしての登録はできなくなりました。エキゾチックロングヘアもショーに参加することはできますが、ショーを開催する団体によってペルシャ(特注付き)、エキゾチックショートヘア、もしくは別の品種として扱う場合があります。


雑学

エキゾチックは人間の暖かい膝の上でゴロゴロするのが大好きで、1日中こうしているだけで十分に満足します。

エキゾチックは人間の暖かい膝の上でゴロゴロするのが大好きで、1日中こうしているだけで十分に満足します。

ペルシャのように、ボールやおもちゃなど、投げたものを取りに行って遊ぶのも大好きです。

ペルシャのように、ボールやおもちゃなど、投げたものを取りに行って遊ぶのも大好きです。