マーキング

マーキング

ネコちゃんが匂いに依存したコミュニケーションをしているのは、まだ野生の習性が残ってるからとされています。








臭腺

ネコちゃんは前足、しっぽ、下半身、口、くちびる、アゴ、おでこと頬に臭腺があり、自分の縄張りを知らせるためにマーキングをします。好きなベッドや対象物に顔をこすりつけるだけでなく、飼い主の足や手にも頬をすり寄せ、マーキングします。仲良しのネコちゃん同士もお互いにグルーミングして、匂いを互いに移すこともあります。こすったり、洗う動作の他に、掻くことも匂いをつける動作となります。

慣れ親しんだ匂い

ネコちゃんは匂いがないとすぐに迷子になったり混乱したりします。例えば、お気に入りの毛布やおもちゃを洗濯したりきれいにした途端、関心がなくなったり、また使うようになるまで時間がかかったりします。そのため、洗うときは完全に匂いを取り除かないように注意しなければなりません。反対に、よく使うおもちゃやベッドに新しいものをこすりつけて匂いを移すことで、安心して触れるようにもなります。

トイレの匂い

匂いが集まる場所としてトイレもあります。この不快な匂いを隠すために、ネコちゃんはフンを埋めますが、家猫の場合はトイレに向かいます。この匂いは周りの空気にも拡散されますので、防臭剤や消臭剤を使う人は多いです。ただ、ネコちゃんは自分の匂いに安心しますので、このような化学薬品の匂いが強い場所は避けてしまいます(例えば、香り付き消臭砂を使っているトイレ)。そのため、なるべく自然に、できるだけトイレ臭を軽減し、日常的に掃除することが大切です。

スプレー

臭腺を対象物にこすりつけることに加え、行動範囲内の対象物にスプレー(おしっこ)をすることで縄張りを主張するネコちゃんもいます。不安なときや緊張をほぐすときに、主に去勢していないオス猫によって行われます。あまり歓迎しない行為ですが、やめさせることもできます。