ワクチンワクチン

子猫と初めてのワクチン

世界小動物獣医協会(WSAVA)の2010年ガイドラインによりますと、ワクチンは生後6週から摂取できますが、8~9週の方が望ましいとされています。免疫力がきちんとつくまで、子猫は母乳から抗体をもらいます。

ワクチンの接種は病気を未然に予防するために重要です。初めてワクチンを接種する時、獣医は子猫全体の健康を確認し、重大な病気に対するワクチンを打ちます。ワクチン接種をする前に、獣医に生活している地域でかかりやすい病気や接種に関する法規制、外出することが多いのか、他のネコちゃんとの接触頻度についてなど、ネコちゃんの生活に基づいて、どういったワクチンの接種が有効か、接種の計画も含めて相談するといいでしょう。

ワクチンの種類

ワクチンはコアと非コアの二つのカテゴリーに大別されます。コアワクチンは全てのネコちゃんが接種し、非コアワクチンはネコちゃんの状況に応じて接種を勧めています。コアワクチンは生活している国によって異なる場合があります。

コアワクチン

WSAVAガイドライン(2010年)によれば、飼い猫は次のワクチン接種が規定されています。

  • FPV ネコパルボウィルスに対するワクチン
  • FCV ネコカリシウィルスに対するワクチン
  • FHV-1 ネコヘルペスウィルス1型。FVR(猫ウィルス性鼻気管炎)の原因とされています。カナダや米国など国によってFHV-1はFVRというワクチンとして知られています。

FPVワクチンの効果は非常に高く、FCVとFHV-1(またはFVR)は効果が低いとされています。効果が低いのは、ウィルスの性質と引き起こす症状によるものですが、それでもワクチンを接種している方が病状は軽く、発症期間も短くなるので接種をしておくべきでしょう。たとえば、もし新しくやってきた猫がFVRにかかっていても、すでに飼われている猫がワクチンを接種していれば病状は重くなりません。

非コアワクチン

FeLV(白血病)ワクチンは非コアワクチンの分類ですが、罹患しやすい子猫が接種することをお勧めします。罹患した際のリスクを獣医と相談し、ワクチン接種を希望するかどうか決めましょう。

ワクチン接種計画

WSAVAガイドライン(2010年)によりますと、コアワクチンの接種は生後6週目から可能ですが、8~9週から始める方が望ましいとされています。ワクチン接種の開始時期によりますが、子猫は3~4週間毎に接種を受け16週頃に一旦終了し、1年後に再接種し、それ以降は3年期間をあけて接種すると良いでしょう。

狂犬病のワクチン接種は法律で義務付けられており、ワクチンの種類によって生後8~12週の間で接種するようにしてください。その後再接種は法規定やワクチンの種類によりますが、1~3年おきに行ってください(WSAVA、及びCornell大学より)。法律で規定されている内容が分からない時はどんどん獣医に聞くようにしましょう。

ワクチン接種の経緯

成猫を飼い始めたが、接種ワクチンやその履歴が分からない場合は、コアワクチンを接種してください。ワクチンは2~3週間あけて2回接種し、1年後に効能促進剤を受けましょう。それからは3年以上あけて促進剤を受けるようにしてください。狂犬病のワクチン接種の法規定によりますが、間に12か月あけて2回接種し、それから1~3年ごとに受けましょう。